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ギアが入りにくい!もしかしたらそれはオイルが原因かもしれない

エンジンまわり

バイクのギアが入りにくい!もしかしたらそれはオイルが原因?

バイクに長く乗っていると、いつの間にかギアが入りにくくなっているという経験をしたバイカーは少なくありません。ここでよく確認しておきたいのがギアが入りにくい時の感触です。
例えば、ギアが固くなってそもそも入らない、というのはクラッチ盤の摩耗が原因になるため、その場合は当然摩耗したパーツの取替が必要で、大きな出費になってしまいます。しかし、カチコチになっているような感触ではなく、入りはするのにそれまでが難儀するのであれば別の原因になります。もしクラッチワイヤーの劣化が見られなかったり、油圧式クラッチの場合は特にフルードの不足がなかったり白濁もなかったりする時は、エンジンオイルが原因である可能性が高いでしょう。

バイクに長く乗っているとうっかり忘れてしまいがちになるのがエンジンオイルの交換です。
エンジンオイルにはエンジンの活動を円滑にする役割があり、シフトチェンジをスムーズにする役割もあるため、エンジンオイルの劣化によってギアが入りにくい現象が起きるのです。

エンジンオイルは潤滑油や冷却材など様々な役割がありますが、その中に汚れの吸着という側面も持っています。そのため、使えばいずれ劣化して潤滑油としての機能が低下するのです。もちろん極端に高い頻度で交換する必要は無いものの、せめて半年に一度は取り替えたほうが良いでしょう
もし半年以上エンジンオイルを交換していない場合は、まずエンジンオイルの交換をしてみて、それでもギアが入りにくいかどうかを見るのがおすすめです。バイクのギアが入りにくい問題はこのエンジンオイル交換で解決するケースが多いですが、もしそれでも改善が見られない場合はお店でプロに見てもらった方が良いかもしれません。